ガーデニングへのあこがれだけ強いアラサー主婦ネリコです。
「一年中、草木が咲き乱れるお庭が見えるリビングで過ごしてみたい。」
夢ですね~。
2018年に建売りを購入しまして。
それがシマとネリコの家なのですが。
三角形の小さなお庭を手にいれたのです。
ところが、建売りの庭なんていうのは土がすごく悪くて。
スコップの歯が立たないし、掘り起こせば砂利だらけ、壊れたハンガーや陶器のかけら、コンクリートやらなんやらゴロゴロ出てくる。
おまけに超粘土!
でも鉢植えじゃなくて地植えしたくて、植えては枯らし植えては枯らし…
もちろん、その中でずっと生き残っている植物もあります!
粘土質の土を改良するためにやったこと
まったく土を改良しなかったわけではないんですよ。
まず、40センチぐらい植物を植えたいところを掘り起こして、大きな石やゴミをとりのぞきました。
でもこれだけじゃ不十分で。
粘土だから、翌日にはかっぴかぴになってました。
晴れの日に掘り起こすと、砂利が出てきたのか、カピカピの粘土が出てきたのか分からないような感じ。
緑肥作戦というのもやりまして、クローバーの種をばらまき、ひと夏そだてて緑だらけにしたことも。
もっさもさになったクローバーを埋め立てたり…いろいろしてみたんですが、粘土質にはイマイチですね。
それもそのはずで、粘土質の改善には腐葉土を混ぜても何年単位とかかるらしく……
「こんなんじゃいつまでたっても、庭が作れない!」
ということで、「土壌改良資材 EB‐a」という薬品を利用して粘土質をちょっとマシにしました。
植物が既に植わっていても、使えます。
希釈した「土壌改良資材 EB‐a」を粘土にかけると、パラパラと崩れていくので面白いです。
べちょべちょの粘土をコーティングして、粒状にしてくれる薬品だそう。
あくまでも、ガチガチの粘土質をほぐれやすくするだけです。
でも、効果はあったと思います!
シェードガーデンの土作りで失敗したと思うこと
今して思えば、小さいお庭なんだからまんべんなく40㎝耕して、石をとり、この「土壌改良資材 EB‐a」を使って、腐葉土をたっぷり混ぜ込んでから庭木を埋めればよかったなと思っています。
そうしたら、もっと良く育ったんじゃないかな~。
いくら日陰で育つといっても、まったく日の光を浴びないところだと、顔色悪いんですよね。植物も。
せめて、土の水はけがよければ元気になりそうなもんなんですが。
葉の色が元気ないと癒されないです…。
庭木を植えてからだと、その周りはもう改善しにくい。
当たり前なんだけど、ガーデニング初のネリコにはわからなかったな~。
赤土だろうが、黒土だろうが、土は土!
土があれば、どんな植物も育つと思ってたよ。甘かったね~。
耕し具合にムラがあると、水はけにもムラが出るみたい。
耕せたところは石をとりのぞいた分、土笠が減りつつ合って高低差がついてきちゃったんだよね。
面倒なことになっています。
ほぼ1年日陰。シェードガーデンの常緑の庭木たち
シマとネリコの家の中庭は、植物にとってものすごく過酷な環境のようで…。
一年でいちばん日の高い夏以外はずーーーーっと日陰の場所が多いんです。
目の前に家があるのでしょうがない。建売りあるあるですね。
シマトネリコ
建売りなのでもともと植わってました。我が家のシンボルツリーです。
この方は剪定が大変です。
シマトネリコは日陰にいるぐらいがちょうどいいですね。
半日陰なとこに植わっているもんだから、ぐんぐん育ってしょうがないです。
これで日向にいたら、シマトネリコの剪定は追いつかない気がする。
というわけで、シェードガーデンにシマトネリコはぴったり。常緑だし。
どんなにほかの植物の元気がない時期でも、シマトネリコだけは元気!
完全な日陰なら、1年に一回の剪定でゆっくり育てられます。
奮闘の様子はコチラをご覧ください…▼
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シルバープリベット
目の前の家の壁を隠すために、常緑の庭木が欲しかったので「シルバープリベット」を3本植えました。
キャベツぐらいの苗だった「シルバープリベット」が、たった3年で腰の高さにまで成長しました。
剪定もしていますが、基本手がかかっていない…と思う。
シェードガーデンのシルバープリベットもこの育ちよう……すごい生命力です。
育ちがよすぎる「シルバープリベット」は刈込が大変な植木として有名みたいだけど、シェードガーデンには最適だと思う。
日が当たらない分、緑の葉っぱがでてくる率が高いのですが、枯れなくていいです。
粘土にも負けず、どんどん伸びてきます。
ブルーヘブン(コニファー)
1本だけ植えてあるコニファーの「ブルーヘブン」という品種です。
コニファーは初めはかわいくても、シマトネリコと同じように大変大きくなる常緑樹なので、剪定必須といわれている危険樹なのです。
が、完全日陰のシェードガーデンだとゆっくりです。
鉢植えしていたときに、一番上を切って止めてしまっているからかもしれないけど…。
コニファー系は、上へ上へ延びるものの、胴吹きしにくいので、上をちょん切っちゃうと楽です。
3年間、剪定せずに育ててます。
オリーブ
風にひょろひょろと弱いものの、日陰でもオリーブは生き延びています。
もともとオリーブはゆっくりな成長みたいで、剪定もいらず、楽でいいです。
シェードガーデンで常緑。
もうちょっとふさふさ育ってくれれば…と思うぐらいですが、後々の事を考えるといいかも。
実がつきました。だけど、3粒でした。
ローズマリー
料理にも使えて便利。
実用的だから一番かわいい。
香りも素敵。
丈夫なのでシェードガーデンでも育ちます。
ただ日陰だと花は期待できないです。
ときどき剪定してますが、香りがいいので癒されます。
ローズマリーは優秀なハーブです。
虫も来ないし丈夫でいいですね~。
ローズマリーの一押しレシピはこちら▼
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番外編:蚊連草
暖かい時期の庭いじりの敵と言えば…?
そう、「蚊」ですね。
蚊取り線香に比べればその力は劣りますが、蚊連草を植えれば意外と蚊に刺されにくくなります。
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蚊連草は、そういった軽作業に重宝します♪
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