ナムルとは山菜や野菜に火を通して味をつけ、ごま油で和えるだけで作れる簡単な家庭料理。言わずと知れた韓国発祥のお惣菜です。あと一品野菜を使ったおかずが欲しいときに便利なメニュー。
シマとネリ子の家では、毎食10種類の野菜を取り入れるようにしています。習慣にしてから、間食が減って太らなくなり、風邪もひきにくくなりました。野菜を食べる大切さを感じています。
だから、お惣菜にはナムル率が高いです。理由は簡単で、3つは余裕で野菜を入れられるから!
好きな野菜を使って作れるので、冷蔵庫の中身と相談できるのもいい感じ。やっとネリ子が好きな味で作れるようになりました。
入れる野菜を変えれば、飽きずに食べられます。
レンジチンで簡単!美味しいナムルの作り方
レンジで作れば5分とかかりません。
お惣菜として便利な2人分のナムルレシピです。鶏ガラスープの素を加える事で、韓国料理で出てくるナムルに近づきました。辛くしたいなら、ラー油や一味、コチュジャンを加えるアレンジがおすすめ!
基本のナムルのタレ
- 鶏ガラスープの素 小さじ2
- 醤油 小さじ1~2
- 酢 小さじ1~2
- 砂糖 小さじ1/2
- ごま油 小さじ2~3
- ごま 適量
【量の目安】
もやし1/2袋+ニンジン1/3本+ニラ短冊切り1つかみ
上の野菜をレンチンした野菜で2人分です。
レンジで作る手順
- 火を通したい野菜をボウルに入れてラップをかけ、しんなりするまで加熱します。(600W 2~3分)
- 加熱が終わったら、ラップをすぐにとり、ざるに入れてしっかり水分を落とします。ざるに移した野菜を上から箸やフォークで押して、軽く水分を絞るとより美味しいナムルになります。
- また、生のままで食べたい野菜があれば、この段階で合わせれば美味しく混ざります。生のままの野菜も水分をふきとってから調味料と和えると翌日以降も美味しい作り置きナムルになります。
- ボウルに野菜を移し、調味料を順番に計り入れて混ぜればナムルの完成!
炒めて作るナムル
ごま油で野菜を軽く炒め、調味料を入れて加熱していきます。野菜に火が通ってしんなりしたら、中火~強火に調節して余分な飛ばすと、調味料が絡み、美味しく仕上がります。
美味しいナムルを作るワンポイント
キュウリや大根など、水分の多い野菜を生のまま調理し、翌日以降も美味しく食べたい場合は、余分な水分を抜いておくことが大切です。余分な水分を含んだまま調味料をかけてしまうと、浸透圧の加減で時間がたつほど野菜から水が出てしまい、どんどん味が薄まります。作り置きにしてしまうと、水に沈んでしまいます。
生野菜から余分な水分を抜く方法
- 好みの大きさに切ったら、粗塩を振り、手で軽く揉みます。
- さっと水で塩を流し、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
この工程を味付け前に挟むと余分な水分を抜くことができますよ。ちょっと手間に思えるけど、調味料の節約になり、結果、減塩できるのでおすすめです。
レンチン3色ナムルの野菜のおすすめの組み合わせ
ナムルの野菜は何でもいいと思うのですが、3色にするとカラフルで、見た目も健康的にも美味しそうですよね。
ナムルの組み合わせは冷蔵庫の加減を見つつ、「赤」「白」「緑」の野菜を1種類ずつ選ぶとバランスがいいんじゃないかなと思います。
ネリ子がナムルに選ぶのは、4つのジャンルから3つまで抑えています。なぜなら3つ以上の野菜は味がまとまらなくなるからです。
ナムルの「白」野菜
- もやし
- 大根(生)
- カブ(生)
- レンコン
ナムルの「赤」野菜
- ニンジン
- パプリカ(生)
- トマト(生)
ナムルの「緑」野菜
- キュウリ(生)
- 小松菜
- 水菜
- ほうれん草
その他のナムルの野菜のおすすめ
- エリンギ
- しめじ
- きくらげ
暖かいナムルにしたければ、火を通す野菜だけで作ればオッケイ。
冷たいナムルなら、変わり種でトマトも美味しいですよ。
濃いめに味をつけて、納豆に混ぜる荒業も……シマとネリ子気にはあり(?)。
よいお惣菜ライフを!