日帰りできる儀実家への手土産は毎回〇〇お菓子

旦那シマくんの実家は、日帰りできる距離にあります。
高速を使って1時間ほど。
とっても田舎です。

どれぐらい田舎かと言いますと、びっくりなエピソードがあります。
儀実家の目の前の土地にご先祖様のお墓があるのですが、(お墓参りが楽でいいです)山々から猿が下りてくるそうで…

「ホオズキは猿が食べるからあかんわ!寄ってきて怖いから造花にしたんよ。」とおばあちゃんがお盆のときに嘆いておりました。

ホオズキって食べれるの?
と思ったものの、ネリコの家の近くの問屋スーパーに「食用ホオズキ」が売られていたので、おなかを空かせた猿が食べるのも納得です。

儀実家に行きたくないわけじゃないけれど

田舎あるあるだと思うのですが、嫁のネリコが顔を出すとなると盛大におもてなししてくれるんですよね。

ネリコがしょっちゅう顔を出すと、向こうの負担もさることながらこちらも気が引けてしまいます。
そのため、ネリコ付きで儀実家へ顔を出すのはお盆とお正月ぐらいにしています。

あとはシマくんが一人でのんびりしてくれればいいかなと。
儀両親も息子と水入らずの時間が欲しいはず。

ネリコは儀実家の連絡先を知らないので、どんなやりとりも全てシマくんが中心です。
この気ままさは、ネリコがアラサー世代だから自由なのかと言うとそうでもなく…

ネリコの友人は儀両親とのグループラインがあるそうで、直接やりとりをしているというから人それぞれですね。

「この前お義母さんにね、グループラインで”いつも家の事をやってくれている〇〇さんには感謝ですね!”って旦那にくぎを刺してくれて嬉しくて泣きそうになった」なんて言ってました。

ネリコは文明の進み具合とカルチャーの違いに仰天しました。

シマとネリコの家では、儀実家を訪問する日取りも、時間もぜんぶシマくんが両親と話し合って決めてくれています。

同じように、ネリコの実家の連絡先をシマくんは知りません。

「自分の親なんだから、自分で連絡を取る」という流れが続いています。
そのほうが気楽でいいです。

親同士は年賀状をやり取りしているようです。

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儀実家への手土産と「おもてなし」問題


はちきれんばかりの歓迎に、胃袋が壊れそうになります。
ありがたいことです。

お腹のお薬を持参するくらいに…
食べなければいいんですが、美味しいし豪華だし、ついつい手が伸びてしまって時間がたつごとに後悔してくるパターンです。

食欲に関しては、いくつになっても大人げなくて困ります。

「20代の前半のころはご飯4杯がスタンダードだったんですけど、30歳にもなると食べられなくなりました」と言って残すようにしたところ、おもてなしの量が平常になってきました。

やっぱり、言うことは言った方がお互いのためだなと思う。

それでも少数先鋭といいますか、高級なネタのお寿司を用意してくれていたりして。

さらに手土産まで頂けちゃう!
お義母さんとお義父さんからはお米と、三河産の鰻のかば焼きを頂きました。
すごくおいしかったです。

(帰りの車の中でシマくんがボソッと「三河産って俺たちが住んでるとこなんだけど」というツッコミは秘密です。)

おばあちゃんは畑をやっているので、手作りの野菜を分けてもらったり。
今回は「菜の花」をもらいました。

ネリコのために菜の花を摘みながら「白和えが美味しいんよ」と教えてくれたので作りました!

菜の花の白和え、すごくいいです。
スーパーで菜の花を買ったら、おひたしにしていたので。
白和えはあっという間に食べきってしまいました。

さて、いろいろしていただけるのでネリコも一時期は張り込もうとしたときがありました。
スーパーのギフトコーナーにあるお高めな惣菜のパックの詰め合わせを手土産にしたり、ちょっといい芋焼酎を選んだこともあったのですが…。

「きりないからええで!」とお義母さん。
お返しの応酬がはじまってお互いしんどい。

お義母さんはお料理は作らないタイプの人で、いつも買ってきたものをくれます。


ところが売っている物はどうしたってお値段が分かっちゃう。
「この前の分をどれぐらい返すべきか…半額か?」とか考えちゃうし、向こうにもわかっちゃうから手土産にするとき難しいんですよね。

おばあちゃんは昔ながらに畑をしたり手作りをする人なので、畑の物や得意料理をくれるんです。

マネしちゃお。

儀実家の手土産は毎回〇〇に決めた

そこで、ネリコは手作りお菓子を持っていくことにしました。
いつも焼いているので…ネリコとしてはプロが焼いたお菓子が好きです!

が、だからこそもらう側は気軽でいいのかなと。
ちょっとした失敗も「手作りだからこんなもん」だし、美味しかったら「手作りなのにすごい!」ってことで。

話題性があっていいじゃないですか。
買うよりはうんと安いから、お返しに気合を入れなくていいだろうし。
手間はかけるだけだもんね。

手土産の紅茶のシフォンケーキとチョコチップクッキー。と、自分オヤツの鬼まんじゅう。

入れ物は100均を駆使しました。
セリアのかわいい柄物キッチンペーパーは重宝します。

手作りしたお菓子を人にプレゼントするのはドキドキです。
とくに「儀実家にもっていって不味かったら…」悲劇ですよね。

シフォンケーキは見た目がビッグな分、リアクションが上々でした!
持っていって大正解!

お渡しした瞬間、おばあちゃんはうやうやしく仏壇に供えてくれました。
クッキーは机の上だったところを見ると、ふわふわケーキの力は偉大です。

シフォンケーキの中身はほとんど空気なので…手軽な材料費でバンバン焼ける優良お菓子といえます。

見た目が大きいのにすぐ食べきれちゃうし、お店のは技術料が盛られてお高めだし…
ホールの手作りシフォンケーキは手土産効果バツグンみたい。

困ったらシフォンケーキを持っていこうと決めました。

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