白菜ってすぐお値打ちに出回るし、冬は鍋の具材に重宝しますね。
でも、鍋ばかりにするとちょっと飽きてくるのも白菜。
白菜の大量消費ってどうしようかけっこう迷います。
火を通すと水っぽくなる葉野菜は、料理のレパートリーも偏りがちになり、気がつくと野菜室の片隅で干からび始めたりしてしまっているんですよね~。
特に冬は、あったかい白菜の副菜レシピはいくつあっても困らない。
盛り付けと写真がどうも雑なのはしょうがない。
というわけで、白菜レシピでさっぱり和風味にしました。
最近のシマとネリコの家のお惣菜メニューのひとつをご紹介します。
梅干し味で和風の副菜。白菜のうま煮
白菜を、鰹だしと梅干しで煮て、水溶き片栗粉を加え、煮立たせてとろみをつけるだけです。
コツは…最後に加えた水溶き片栗粉をしっかりに立たせて、片栗粉臭を消すところでしょうか。
片栗粉を使うひと手間で、白菜に火を通した時に出る水分も、白菜に絡めて食べられます。
白菜をお鍋にすると、スープを全部飲みきったりはしないので、ぜんぶ食べられる副菜はいいですね。
今回は、白菜、チンゲン菜、長ネギをいれました。
作り方と味のつけ方
味付けはいたってシンプル。
いつもお世話になっている七福の白だしに味の間違いはありません。
もともと美味しい調味料を使えば、「うまい!簡単!早い!副菜」もカップ麺の速さで作れます。
これを大さじ1ぐらい白菜にかけまして、梅干しの種と紫蘇なんかを加え、蓋をしめて火を通るのを待つだけ。
めんどくさければ、水溶き片栗粉はなしでもいいでしょう。
種は煮物に使うと梅干しの風味を出すのにいいと聞いて、やってみたらその通り。
今回の白菜のお惣菜にも、梅干しの汁と種を使っただけ。
梅干しの果肉の部分は、使っていないのがポイント。
料理に梅干しを使うなら減塩でないものを選ぶといいんだって。
それが美味しく作れるコツです。
昔ながらのしょっぱい梅干し。
減塩なんてどこ吹く風…
だけど、シマくんもネリコも、健康なんだな。
意識してやっているのは、なるべく食品添加物や人工甘味料を避けること。
「作り方を知ったら、めんどくささはさておき、自分でも作れそうかどうか」で判断しています。
何でも買える世の中なので、手間を買う、そんな気持ちです。
さて、何度もリピ買いしている、ネリコお気に入りの梅干しがこちら。
風味が豊かです。塩と紫蘇と梅だけ。
昔ながらのものは無添加なのもうれしい。
この梅干しは、たっぷりと漬け汁も入れて売っているのがいいです。
おなじくたっぷりと入れてくれている紫蘇は料理の味付けに使えるので、捨てるところはほとんどなしです。
梅干しの実だけを売っているところはたくさんあるのですが、漬け汁や紫蘇もたっぷり入れて売っている所にこだわりを感じる商品です。
シマとネリコの家では、ドレッシングは手作りするのですが……
この梅干しの紫蘇と汁をえば、カンタンに梅干し風味の和風ドレッシングを作れる優れものです。
ドレッシングはまた別の機会に♪