自宅で美味しいコーヒーが味わえる、コーヒーメーカー。メーカー、機能、値段、デザインなど、いろんな種類のものが販売されています。シマとネリコの家でコーヒーメーカーを買った時は、種類が多すぎて決めるのになかなか時間がかかりました。
そして、迷いに迷った末に購入したのが、ラッセルホブス製のコーヒーメーカー「ベーシックドリップ 7620JP」でした。
購入したのは2020年の3月。今でも買ってよかったと思う家電の1つです。このブログでは、 「ベーシックドリップ 7620JP」を約2年使って、気に入っている所と、改善してほしい所を紹介します。
ラッセルホブスのコーヒーメーカー7620JPの概要
まず、製造メーカーであるラッセルホブス(Russell Hobbs) について簡単に説明しておきます。ラッセルホブスは、1952年のイギリスで生まれた調理家電ブランドで、おしゃれなデザインと実用性から、世界中で高く評価されています。
シマとネリコの家では、今回紹介するコーヒーメーカーだけでなく、ハンドミキサーもラッセルホブス製を使っています。
立てれば、ハロウィンの飾りつけにも使えます。(半分冗談w)
どちらもお気に入りの調理家電です♪
※ハンドミキサーは現在、廃盤になっています。
そんな、ラッセルホブスが展開しているコーヒーメーカーのうち、1番お値打ちなものが、今回レビューする「ベーシックドリップ 7620JP」です。
☆抽出方式
抽出方法は、ミルなしのドリップ式。
“ミル”とは、コーヒー豆を挽く機能です。「コーヒーは挽きたての豆から淹れるに限る!」という人は、ミル付きを選ぶ必要があります。しかし、ミルの無いものに比べて値段が高くなる傾向にあります。
「お手軽に味わえればOK♪」という場合は、「ベーシックドリップ 7620JP」のように“ミルなし”のものがおすすめです。
なお、「ベーシックドリップ 7620JP」には、繰り返しつかえるパーマネントフィルターが付いています。毎回紙フィルターを取り替える必要がないので、より経済的に使えます。
☆抽出容量
一回で抽出できる容量は、2〜5杯分。(1杯は130ml)
コーヒーが大好きで1日に何杯も飲む方や、家族でコーヒーを飲む方には使いやすい容量です。
☆見た目
全体的に丸みのあるフォルムで、インテリアとして部屋に馴染んでくれます。スリムなので、カウンターやデスクの端などにも置きやすい大きさです。
せっかくのオシャレなデザインですが、我が家では横のトースターが台無しにしてる感があります。笑
☆その他仕様
- 消費電力 700W
- サイズ 幅15.5×奥行20.0×高さ27.0cm
- 重量 1.3㎏
- 電源コードの長さ 1.0m
タイマー機能があるから忙しい朝でも快適!
シマとネリコの家では、仕事の日も、休みの日も、毎朝2人でコーヒーを飲んでいます。休みの日であれば「ハンドドリップでのんびり~」ってのも悪くないですが、仕事の日はそういう訳にはいきません。サラリーマンの朝は忙しいのです。(早く起きろよってツッコミはご遠慮ください。笑)
「ベーシックドリップ 7620JP」は現在時刻とタイマー時刻をセットすると、抽出時間を予約することができます。朝起きる時間に合わせておけば、目覚めの一口がすぐに味わえます♪
ただし、注意点が1つ。コンセントを抜くと、時計と予約時間がすぐにリセットされてしまいます。「使わない時にコンセントを抜く派」の人は、少々使いづらいかもしれません。
我が家は、毎朝使うのでコンセントは繋ぎっぱなしにしています。
オートオフ機能が付いていて、消し忘れても安心!
「ベーシックドリップ 7620JP」は、スイッチを入れてから2時間後に自動で電源をOFFする機能がついています。
忙しい朝、時間ギリギリまで準備をして、何とか出発したはいいものの…コーヒーメーカーのスイッチを切った記憶がない…!?
この状況、恐怖ですよねー(笑)。このまま行くか、戻って確認するか、究極の選択になります。そんな時、コーヒーメーカーにオートオフ機能があれば、「このまま行く」という選択が迷わず出来るという訳です。
洗うのが少し面倒?でもすぐに慣れました。
「ベーシックドリップ7620JP」は、使う度に洗う部品が3つあります。カラフェ、フィルターホルダー、パーマネントフィルターの3つです。紙フィルターを使う場合は、カラフェとホルダーだけになります。
インスタントコーヒーを使えばこれらの洗い物は出ないので、それと比較すると少しだけ手間は増えます。ですが、そこまで洗いにくい物でもないので、すぐに慣れてしまいました。
一方で、「ここは改善してほしい」というポイントもあります。
「ベーシックドリップ 7620JP」は、給水タンクを外すことが出来ません。毎日洗う必要はありませんが、2,3ヶ月くらい使うと水アカみたいな汚れが付いてくるので、定期的に洗浄する必要かあります。
説明書にはクエン酸洗浄の方法が書いてあるのですが、イマイチ効果が実感できず…
色々と試して、最終的にたどり着いた洗浄方法は、「重曹を給水タンクに入れて、50~60度に熱したお湯を給水タンクに入れる」というものです。少し苦労しますが、クエン酸洗浄よりはきれいになりました。
※説明書には給水タンクに水以外を入れないよう注意書きがあるので、お試しは自己責任でお願いします!!
カラフェのセットを忘れてスイッチを入れたら、大変なことに!
タイマー機能のもあり、オートオフ機能もあり、万全に見えるコーヒーメーカーですが、ちょっとした不注意で悲劇が起こります。
私はこれまで、2回もやってしまいました…
それは、「カラフェをセットしないまま抽出を始める」というミスです。カラフェが無いと、フィルターホルダーからコーヒーが下に落ちず、中にコーヒーが溜まっていきます。フィルターホルダーが一杯になると、縁を伝って給水タンクやカラフェを置くプレートにコーヒーが流れ出し、辺りがコーヒーまみれになります…
慌ててスイッチを切ってコンセントを抜いても、コーヒーメーカーはすぐには止まりません…
このハラハラは、なかなか味わえません。
大惨事のあとでコーヒーメーカーを傾けると………色々なスキマからコーヒーが出てきます。苦笑
全てのスキマからコーヒーを出し終えたら、給水タンクをすすぎ、全体的に乾くまでコンセントは外したままにしました。
今は問題なく動いていますが、セットする時は「次にやったら壊れるぞ!」という気持ちで向き合っています。笑
まとめ:改善してほしい所もいくつかあるけど、コスパは良い
「ベーシックドリップ 7620JP」について、シマのレビューをまとめると次の通りです。
気にいっているところ
- おしゃれでスリムなデザイン
- 忙しい朝に大助かりのタイマー機能
- 消し忘れても安心のオートオフ機能
改善してほしいところ
- コンセントを抜くとタイマーがリセットされる
- 給水タンクが取り外せない
- カラフェをセットせずにスイッチを入れると…orz
いくつか改善ポイントもありますが、約7,000円で欲しい機能が一通り備わっており、毎朝本格的なコーヒーが飲めるので、コストパフォーマンスは良いと思います。
購入を検討中の方は、参考にしていただけると嬉しいです。