オートミールと米粉のスコーンは、サクサクしたクッキーみたい。
バターを使うスコーンをサクサクに焼くコツは、クッキーを焼くときと一緒です。
混ぜる時にコツがあるのですね。フードプロセッサーを使えば焼くまで5分でできちゃいます。
作り置きのオヤツ。サクサクスコーン日和
今日はレシピを2倍して、12個も焼いてしましました。旦那氏が5日間の出張で家を開けるためです。スイーツ好きの旦那氏にもたせてあげようと思いたったのです。
というと愛妻な聞こえがしますが、その心は旦那氏がいない間に自分専用スイーツを焼いて独り占めする野望を密かに抱いているので、恨まれたくなかったという理由が大きいです。
昼ごはんに自分専用パンを焼いて食べようかとか、思いの丈はとどまるところを知りません。
でもちょっと不安なのです。
楽しいことを考えて自分を奮い立たせています。
一年に2回ぐらいはこんな長期?出張がありましたが、そのたびに実家に羽根を伸ばしに帰っていたわたくし。
楽をしたい、食費を浮かせたいという打算が働くのも大きいですが、実は夜ひとりで寝るのが苦手。いまはペットを飼っていないので、万が一怖い夢をみて目を冷ましたときにわたししか生きていないなんて耐えられないのでは?と不安でいっぱい。
いつもなら実家にそそくさと逃げるわけですが。今回は帰りません!
電気をつけたまま、You Tubeでジブリミュージックを流したまま眠ることにしました。
結婚4年目の出張にしてもう立派なアラサーですよ。そろそろひとりで寝る夜が怖いなんて言わずに大人の階段を登ってみましょうね。そのためには、サクサクなスコーンを夜のデザートにする必要があると思います!
それに美味しお菓子を焼けば焼くほど、いいこともあるんです。
出張中に甘ぁーいケーキを焼こうものなら未練をまとった旦那氏が貞子のように夜中にスマホから出てきてくれるらしい。
相当ゴージャスなお菓子を焼いて出てきてもらわないといけませんね。わたしの安眠のために。
とはいえ、この度の旦那氏の出張は四年間取り組んできた仕事の集大成だそう。
たかだかわたしの焼いたお菓子やらパンが口にできない適度で心乱れる結果となってはいけません。
卵も使わなくていいこのスコーンなら、日持ちもバッチリ。持たせて差し上げましょう。
もちろん、自分の分もしっかり焼きます。
バターを使ってサクサクスコーンを焼くコツ
レシピの倍量で作るスコーンは、圧巻。
ベイマックスくんが見ていてくれれば…ほらこのように本が閉じません。
服やコスメを買うよりも、ついキッチングッズばかり欲しくなってしまいます。
時短のためだけではなく、お気に入りの道具に触れながら作っている時間そのものを味わいたいたくて。
このベイマックスしゃもじは、ディズニーランドで買ったんですよ。
ベイマックスが好きなわけじゃなかったんだけど、あまりにも可愛くて。
ちょうど結婚してから4年も買い替えていないしゃもじを切り替えるのにいいと思って、購入を決定!
ところが、箱から出してみて驚きました。とんでもなくしっかりとしゃもじを抱きしめているんですよ。両手で包み込んでベイマックスくんに丁寧にお願いないと、ちいっともしゃもじを離してくれないので、使うのはやめました。
こんなにジャストフィットさせる設計にはため息がでます。思い出したときに、しゃもじをとりあげてみては惚れ惚れしています。
しゃもじではなくフィギュアなんだと割り切って、キッチンに飾っているのです。
かわいければ、よし。
サクサクのコツはバターを溶かさずに切り混ぜること
旦那氏とわたしがお気に入りのスコーンレシピは、星野奈々子さんの「OAT MEAL」のものですが、手間を掛けずにあっという間に作る工夫は、わたしの四年間の知識の蓄積によるものです。
お菓子のレシピには「バターは一センチ角に切って〜略〜カードで細かく刻み〜略〜ポロポロの状態になるまで」というお決まりの文句があるんです。
この文章をみつけたら、わたしはカードではなく…すぐにフードプロセッサーを取り出します。
もちろん、カードも持っているんですけれど。
美味しく焼くコツは、カードを使って固形バターと小麦を切り混ぜなくてはいけないのですが、めんどくさいですね。正当な方法でやると20分はかかるのでは?と踏んでいます。
クッキーの焼き上がりがベタベタになってしまう原因は
クッキーがベタベタになる原因は、バターの混ぜ方にあります。
混ぜるときにバターを熱で溶かしてしまうと、焼き上げてもベタベタな仕上がりになってしまうのです。
レシピによっては「室温に戻したバター」を使います。クリーム状に溶けたバターなら切り混ぜるというよりは練り混ぜる感じでもサクサクになります。
とにかく、サラダ油のように溶かしてバターを使うのはよくありません。
もし、そんなバターを使う時には「溶かしバター」を加える、と表記があるはずですからね。
サクサクな食感に仕上げるためには、バターは固形のまま粉類と混ぜていく必要があるわけです。
固形バターを小麦粉と切るように混ぜていくと、層が作られます。
この層を作る感じがスコーンをサクサクにするための大切なポイントです。
焼くまで5分!サクサクスコーンは失敗なし♪
切り混ぜるのが目的なら、フードプロセッサーのお箱ですね。
バターと、米粉をいれてスイッチオン。
切り混ぜてもらいます。
するとバターが入っているとは思えないほどサラサラの仕上がりになります。
まとまるの?と不安になりますが大丈夫!
今回はオートミールの粒感をやや残したかったので、あとから加えました。
オートミールもちょっとだけ切り混ぜてもらって…
レシピ通りに豆乳を加えます。
3回にわけて加えるのがいいですね。
そしてゴムベラで押し付けるようにまとめれば
層のある生地になるんです。
ここまで5分くらい。
フードプロセッサーを使わない手はありません。お菓子作りをぐっと身近にしてくれます。
ポリ袋にいれて、今回は手の熱も利用しながら丸くまとめます。
おっとあぶない!
チョコレートを加えるのを忘れかけました。
袋の上から綿棒で丸く伸ばし、袋を切り開いて6等分にカットしたらあとは焼くだけ。
上手に焼けました!
部屋中を満たすバターのいい香り。
お菓子作りは旦那氏と出会う前からぼちぼちやっておりましたが、しょっちゅう作るようになったのは結婚して専業主婦になってからです。
入籍前にお家を買ったとき、色んな人がお祝いをしてくれて記念の品をプレゼントしてくれたのです。お菓子作りのためのキッチン用品が続々と揃いました。このブラウンはその時のものです。料理にお菓子にと大活躍していて手放せません。
ヘビロテしていますが、ほぼ遜色なし。
(ちょっと音が大きくなったかな?)
取り外しできる部品が少しずつ削れているのか…音が大きくなっている気がします。
付け替えパーツがあるのはいいですね。
買い替えてもいいなと思っています。完全に壊れる前に買い替えれば、お菓子用と料理用で分けてもいいですよね。
さて、このスコーンはわたしの四年間の集大成ということで、焼き加減は大吉!
旦那氏も良い結果が出せることを祈って、お弁当箱に詰めておくのでした。