シマくんと夫婦二人の生活をエンジョイしている専業主婦のネリコです。
「節約ってどこからやってる?」
結婚したての友達に聞かれて、考えてみました。
どうやら、かなり食費が節約できてるみたい。
シマとネリコの家の毎月の食費はいくらかというと…3万円。
外食費の枠が別で1万円ありますが、住居費に対して圧倒的に少ない節約生活を3年続けています。
しかも、ムリせず節約生活で貯金が増えてきています!
30代にして4000万円の住宅ローンを抱えている当ブログ。
消費税もどんどん高くなり、原油価格が上がったせいで、食品そのものの値段だけでなく、生活コストそのものが跳ね上がりつつありますね。
コロナで残業もぐぐっと減ったし、どうなることやら。
返済額は、月11万、ボーナス払いはなしです。
いまのところ、住宅ローンはどうにかなっているものの…
「住宅ローンが払えなくなったらどうしよう〜」
回りを取り巻く環境の変化の激しさにふっと不安がよぎります。
が!
専業主婦ネリコの「お買い物スキル」が上がってきたようなのですよ〜。(パチパチ⤴自画自賛型)
やっと自分にあった楽しい節約がわかってまいりました。
食費を節約するコツ【1】買い物前の冷蔵庫はスカスカにする
節約生活で貯金を貯めるのに大切なことは、ストレスを溜めないこと!
お金は貯めて、ストレスは溜めない♪
そして…
冷蔵庫の中もためない!
いつもぱんぱんに物が詰まっている状態になれてしまうと、テトリスをはめる要領で買い足したくなるんですよね。“がらん”とした空間を埋めたくなるというか。
そして、奥へ奥へと追いやって、賞味期限切れになっているんです。
食べられなくなった食材ってゴミですから。
「食べずに捨てる」という罪悪感から逃れるように在庫整理から目を背け始めたら悪循環のはじまりはじまり。
ネリコの実家がこのパターンのぎゅうぎゅう冷蔵庫です。
冷蔵庫がぎゅうぎゅうだと、冷えるのに時間がかかって光熱費も上乗せされるらしいです。
いいことないですね。
せっかく買ってきたのに、「開けさし2本目だよ」とか「しかも賞味期限が2つともギリギリだね」なんてね。
冷蔵庫は基本、スカスカにすること。
もちろん、ネリコの家の冷蔵庫はこんな感じ。
大雑把な性格はそのままに、雑然としてるけど、入ってる量が少ないのですっきりしてるように見えます。
スカスカだと、作り置きが鍋のまま簡単にしまっておけるのがいいんだよね。
シマくんが毎晩飲みたがるソウルフードの味噌汁なんですね。
そんなわけで味噌汁が、ネリコの家の常備菜。
鍋を火にかけて、冷めたらまた冷蔵庫にしまいます。
移し替えるのがめんどうなので。
作り置きは、2~3日でなくなる量です。
節約に作り置きは効果絶大★(ただしきちっと食べきってこそ)
「疲れてるからお惣菜…疲れてるからとにかく外食!」を踏みとどまらせてくれるんです。
作り置きはラップの節約のため、お気に入りの器にシリコンラップをかけて保存しております。
ラップはほとんど使わなくなりました!
シリコンラップのコストカット効果は半端なかったです。
冷蔵庫の中がタッパーだらけじゃないのが、ネリコのひそかなこだわりなのです。
電子レンジで温めて、シリコンラップを外せば見た目もあたたかな夕食に。
プラスチックより陶器が好きです。
気持ちよく食べきれる量を買うこと
冷蔵庫はいつもスカスカだけど、野菜室は少し様子が違います。
野菜室は、金曜日にスカスカになり、土曜日にぱんぱんになるサイクルです。
出ていった分入れる、また出ていく…呼吸しているみたいですね。
古いものを握りしめたままじゃ、新しいものは入ってこないよ、なんて聞きますが、そうですね。
冷気もしっかり回る、代謝の良い冷蔵庫です。
毎回、気持ちよく食べきれる量を買っていると、何気ない生活の中でお金の流れをつかめる気がします。
なくなることへの不安が減っていくので、衝動買いが減りました。
ロスの少ない生活は、本当に欲しいものを買う余力を作ってくれます。
節約生活が楽しい理由です。
最近の贅沢は、秋の味覚、「筋子」を買って「いくらのしょうゆ漬け」を3日晩食べたことです。
年々、筋子の値段が上がっていますが…食欲の秋をあきらめない!
食べたいものを食べたいだけ食べても、すっきりと予算内に収まる喜び。
毎日の生活を整えた成果だと思っています。
食費を節約するコツ【2】調味料を見直す
節約は買い物から!
「何をどう買うと安いのか」よりも「何を買わないか」を決めることが節約につながります。
ネリコの場合、食費を上げるのは、「焼肉のたれ」とか「ステーキソース」「ドレッシング」だと思っています。
とくに、一回で使い切りタイプの「ジェノベーゼの素」とか「アヒージョの素」とか。
1回使い切りタイプだと、100円〜200円が相場でしょうか。
特にお鍋の素は、300円〜400円しますね。
外食と比較すればお値打ちですが…、調味料だと考えるととてつもなく高い!!
400円あれば、有機国産丸大豆のお醤油が余裕で買えます。
1カ月半ぐらいは1つのボトルで済ませられることを考えると、出来合いの調味料は高価です。
ということで、ネリコの家は、食べたい時にささっと必要な分だけ作るスタイルです。
そろえているのは下の調味料。
・塩
・砂糖
・醤油
・味噌
・酢
・油
・ケチャップ
・マヨネーズ
・オイスターソース
・ウスターソース
・鶏ガラスープ
・白だし
・にんにく、しょうが
このあたりがそろっていると、基本的にほぼなんでも作れるので「お鍋の素」も買いません。
バジルは部屋の中で育てると、虫にも食われず、新鮮なものが使えて重宝しています。
大好きなバジルを室内栽培しました!
ちょっと使いたい時にとっても便利。
夏から育ててもう11月ですが、室内育ちのため、元気にバジルを増やしてくれてます。
バジルの手作りドレッシングや、ひき肉に刻んで混ぜても美味しい。
室内栽培のバジルで、マルゲリータを作ると喜びが爆発しますよぉ。
使いたい分だけ、取れるのがいいです。
なにより、部屋の中のグリーンって優しい気持ちにしてくれます。
しかも食べれるって最高!
青じそや、三つ葉も、部屋の中でプランター栽培したらいいかも~。
というわけでちょっとずつ薬味プランターが増えていくかもしれません。
食費を節約するコツ【3】買い物の回数を減らす
節約に一番効果がある具体的な方法は…ずばり買い物に行く回数を少なくすること、これにつきます。
「そんな単純な!」「つまらない」と思われるかもですが、本当に効果があります。
いくら使ったかを漏れなく家計簿に書き込んでいくことが家計管理の第一歩とはいうものの…これが意外に難しい。
把握するっていう努力がめんどくさいですし。
ついつい、用途不明金の枠が増えたりして・・・。
そこでお金を増やすのに、一番効果があるのが、お金を全く使わない日を何日増やせるかっていうゲームです。
お金は使わなければ貯まる!
ってわけで、お金を使わない日を増やせば、どんどんお金持ちってわけですね。
ネリコはずぼらなのと、超インドアな生活がコロナで加速したために…
買い物は多くて週1回。
ものすごく多くて、2回しか買い物に行きません。
食費が高すぎるかもって悩んでいた友人も、「買い物する日を週一にする」は、どうやら効果てきめんだったようです。
何にも考えず、5,000円は浮いたみたい。
「安く買えた!得した気がする」っていう気分ほしさについ買っちゃうから、買い物の回数を増やすほど余分な物を買いすぎてしまうんですね。
よくよく考えてみると、知らなければ欲しいなんて思ってなかったよね。
夕方なんて疲れているし、どれだけ心を鉄の鎧で固めて、財布の紐をギュギュっと引き締めても10コ目に入るうち1つぐらいは、つい買っちゃうのが普通。
「これは安い!今だけかぁ〜。どうせ食べるし」
でも……ほんとうは、「今だけ!」に焦らなくても大丈夫。
どれだけ全体が値上がりしようとも必ずお買い得品を作ってくれるのがスーパー。
必要なときに必要な物だけ買う。
「どうしても今日必要なのにない!」ときだけはあきらめて定価で買っています。
週1回のお買い物で済ませる習慣は節約に置いて無敵です。
食費を節約するコツ【4】セール品の買いだめはしない
今だけマヨネーズ100円とか、カボチャ1個100円とか…。
とくに調味料関係は、日持ちもしますし2個ぐらい買いたくなりますよね。
「マヨネーズ100円のうちに2個買っちゃお」みたいな。
でも…。
いつもより安くなっているからって、2個買ったら200円使っているわけで。
定価で1本買うよりお金が一度にたくさん出ていっているんだよね。
ということに気が付いてからは、「ちょうどマヨネーズのストック切れているから、1本買おう」と欲張らなくなりました。
「いつも198円で売っているマヨネーズがほぼ半額だった。ラッキー」で終わるようにしています。
お金を増やすために大切なのは、余分なものを買わないこと。
いつも通りの生活を続けていく、波を無くす。
ものすごく使ったり、ものすごく抑え込んだり…アップダウンこそ浪費の原因です。
お金を増やすコツは、淡々と、いつもの通りの生活をすること。
「お金持ちになりたい」って思うけれど、どうしてそんなにお金が欲しいのかっていう元をたどれば…
「支払いに追われたくない」とか「不便な思いをしたくない」とか。
ようは焦らずに、苦しまずに、心地よくありたいってこと。
求めているのは、The 安定感。
だから、アップダウンしない「いつも通りの生活」を整えることが大切。
本当にお金のある生活って、(周りからどう見えるかはわからないけど)本人の心境は地味かもしれないな。
質は良くても、生活そのものは慎ましいんじゃないかな。
「お金持ちになる!」なんて夢を描くと、湯水のごとく使ってもなくならない豪快なイメージをしがちだけど、あるだけ使ってたらなくなるわけで…。
自分はどれぐらいの生活を維持したいのかを考えて、キープしていく。
それがゆとりのある生活を生むのかなと感じ始めました。
旬の食材を意識する
特に生野菜のお買い得品は、旬のものである事が多いので買い込みは避けます。
旬の食材は、そうでない時期と比べて栄養価が高いし、甘みが強かったりで美味しいんだって。
上手に取り入れれば家計にも身体にも優しいです。
でも焦って買い込まなくて大丈夫。
旬の間中、お値打ち価格が断続的に続くから欲張る必要はないんですよね。
自然は太っ腹です。
ハウス栽培ではこうはいかないだろうな。
最適な生育環境を整えていくコストがかかるし。
自然には頭が上がりません。
しかし、旬の野菜が安くて栄養価が高いからと言ってヘビロテしてしまうと、味に飽きるだけでなく、せっかくの栄養が偏ってしまうのでもったいないです。
旬のものは食べきったら買う、を心がけています。
ストックしていい食品を決める
冷凍することによって栄養価が高まるらしい、きのこ類のみ買いだめるようにしています。
冷凍は便利ですが、家庭用の冷凍庫は業務用とは違うので質も落ちるかなと。
1カ月で消費出来る量を心がけて、野菜の冷凍はあまりしていません。
季節関係なく食べていくお肉類は、問屋スーパーを利用してキロ買いし、1〜2週間分をまとめ買いして小分けにして冷凍保存しています。
小分けは、1回の料理に使う分を測って分けておくので、毎日の料理がとっても楽です。
毎日の料理は、野菜を切るだけ。
時間と手間を節約するぶん、味付けに余力を回せるという感じです。