シマとネリコの家には、たくさんの植物がいます。
植木鉢で色々な植物を育てていたのですが、先日、花壇を作ってたくさんの植物を地植えに変更しました。
きれいになってきた庭の片隅には、中身のない植木鉢がちらほら。
コロナでの外出自粛が続いてバーベキュー欲が高まったシマとネリコは、植木鉢を七輪代わりにしてお肉を焼くことを思い付きました。
上手くできるかなー?と不安ながらに始めたところ…
これが、めっちゃいい!!笑
お肉は美味しく焼けるし、意外とお金もかからないし、片付けも楽ちんでした♪
これからも続けていきたいと思ったので、植木鉢バーベキューの方法やメリット、注意点をまとめてみました。
植木鉢コンロに必要なもの(4つ)
①素焼きの植木鉢
当たり前ですが、植木鉢が必要です。笑
必ず、「素焼き」の植木鉢を選ぶようにしてください。
それ以外の素材だと簡単に割れてしまいます!
サイズは、2人だと6号〜8号くらいがちょうど良いです。
②焼き網
少し値は張リますが、ステンレス製の焼き網がオススメです。
鉄製の焼き網は錆びやすく、変形もしやすいので、手入れを怠るとすぐに使えなくなってしまいます。
③金属製のザル
植木鉢に入れて使うので、植木鉢の底にちょうど収まるか、それより少し小さめのサイズを選んでください。
④レンガブロック
ホームセンターなどに売っている、普通のレンガで大丈夫です。
最低でも2個、出来れば4個あるといいです。(理由は後ほど説明します。)
植木鉢コンロの作り方(2ステップ)
①レンガブロックで足を作る
ブロックを平行に並べてコンロの足にします。1個ずつだと空気が下から入りにくいので、2個重ねて使うのがオススメです。
②レンガブロックの上にザル、植木鉢、焼き網を乗せる。
ザルは植木鉢の中に入れます。火の付いた炭が植木鉢の底穴から落ちないようにする物です。
家にある物でやってみたら、サイズが合いませんでした。笑
シマとネリコの家では、土と小石を分ける網で代用しました。
植木鉢コンロの片付け方(3ステップ)
①炭が燃えきるのを待つ
大きな炭は燃えきるのに時間がかかるので、バケツに水を張ってその中に沈めると早く片付きます。(※勢いよく入れると水が吹き出す事があるので、注意してください!)
また、沈める時間が短いと内部に火種が残って再燃する可能性があるので、シマは翌日まで沈めています。
②焼き網を洗う
焼き網を繰り返し使うために、焦付きなどをしっかりと洗い流します。
ただし、ステンレス製の焼き網でも洗ったまま放置すると少しずつ錆びてきます。
水洗いの後にしっかり乾燥させると、より長く使えます。♪
③灰と炭を処分する
灰は土壌をアルカリ性に寄せる効果があり、栄養もあるので、熱が取れたら庭に撒いてもOKです。(ただし、撒きすぎには注意してくださいね!)
炭は自然に帰らないので、燃えるゴミとして処分します。(※自治体によってルールが異なる場合があリます)
あえて植木鉢を使うメリット(3つ)
①片付けが楽ちん♪
バーベキューで一番面倒なのが、片付けです。(シマ談)
一般的なバーベキューコンロは金属製で錆びやすいので、使い終わったら正しい手入れが必要です。
- 焦付きなどの汚れを落とす
- コンロを分解する
- 各部品に油を塗る(防錆)
- 箱などに入れて物置に保管
慣れれば大した作業じゃないかもしれませんが、たまにしかやらない人(シマ)にとっては一大イベントです。
出来れば、食べ終わったらゆっくりしたい。笑
その点、植木鉢は錆びる事はないし、分解もいらないし、室内に片付ける必要もありません。
火が消えるのをゆ〜っくり待ち、灰を処分し、網を洗えば、はい!終了♪
②安く作れる♪
家でちょっとお肉を焼きたいだけなのに、バーベキューコンロ一式を買うのは少し抵抗があります。
その点、植木鉢コンロは安い物しか使わないので、1から揃えても1,000円くらいで作れます。
家に余った植木鉢やブロックがある場合は、更に安く済みます!
浮いたお金で、いいお肉を買っちゃいましょう♪(節約する気あるのか?笑)
③少ない炭でも美味しく焼ける♪
実は金属製のザルと網、ブロックだけあれば、植木鉢を使わなくてもお肉が焼けます。
しかし、ザルは熱が逃げやすいので、火力を出すには、たくさんの炭をボーボー燃やす必要があります。
植木鉢で炭の周りを囲うと、熱が逃げにくくなって少ない炭でもしっかりお肉を焼くことができます。
結果、炭の節約になります♪
植木鉢を使う時にやってはいけない事(3つ)
これまで、植木鉢コンロの良い所をたくさん上げましたが、悪いところもあります。
それは、「割れやすい」ということ。
使うたびに割れていては、植木鉢がいくらあっても足りません。笑
特に以下の3つは、植木鉢の寿命を著しく低下させるので、避けるようにしましょう。
①湿った状態で使う
植木鉢の内部に水分が残った状態で熱を加えると、簡単に割れてしまいます。
植木鉢コンロとして使う場合、2〜3日前からは濡れないようにし、当日は天日干ししましょう。
植木鉢コンロで使ったレンガの上に逆さまに置いておくと、鉢底に湿気が溜まらず乾きやすくなります。
②急激に冷やす
焼き物の植木鉢は、急激な温度変化にとても弱いです。
例えば、炭の火を消す時に植木鉢ごと水をかけると、一瞬で割れてしまいます。
炭の火は、必ず灰になるまで燃やしきるか、水の入ったバケツに入れて消しましょう。
③植木鉢の一部だけを熱する
植木鉢は、急激な温度変化だけでなく、鉢内の温度差によって割れることもあります。
高温炭が同じ所に当たり続けると割れやすくなるので、気を付けてください。
炭を金属製のザルごしに植木鉢に入れれば、局所的な加熱は避けられるので、割れる可能性は下がります。
あると便利なオススメアイテム
①火消し壺
バーベキューが終わった後に、炭の火を消す入れ物です。
中に燃えたままの炭を入れて蓋をすると、中の酸素が尽きて、燃えていない炭を残したまま火が消えます。
火消し壺を使うメリットは、①炭が燃え尽きるまで待たなくていい事(=時短)と、②残った炭が再利用(=節約)できる事です。
まとめ
炭火で焼くお肉は、めちゃくちゃ美味しいです。
それが家の庭で簡単にでき、そこまでお金もかからないので、シマもネリコもこの植木鉢コンロがお気に入り♪
何回かやっていくうちに新たな発見もありそうなので、これかはも充実した自宅バーベキューライフを探求していきます!