シマとネリコの家はリビングと和室がつながっているスタイル。
家を購入した時は、「なんだかんだ和室っていいよね♪」「寝っ転がったりしたら気持ちいいはず」とか思っていたのですが、リビングのソファがお気に入りすぎるせいなのか、畳には寝っ転がりません。
しかし、コロナになり家でPCを使う機会が増えまして、いちいち2階へ行くのもめんどう。
エアコンをつけると光熱費がかかるし、「全部リビングで済ませたい!」という気持ちが強くなりました。
そこで、浮上したのがデッドスペース&ただの背景化している和室。
家を購入して以来、ずっと何も置かれず、ふすまをしめるとリビングが狭く見えるのでただただ背景にしていたデッドスペースをDIYすることに決めました。
目指したのは、和モダンなオシャレな和室です。
最近のリビングの隣の和室事情。床の間はいらない
シマとネリコの家の床の間はフローリングでした。
床の間なんのためにあるかというと、お飾りスペースだそう。
たとえば季節の花を活けて飾ったり、高そうな壺を置いてみたり、掛け軸をかけたりと…お客様の目を楽しませるためにある空間、それが床の間。
さらに普通の床より一段高く作られている床の間があること、昔ながらの正式なおもてなし和室らしいです。
床の間がふつうの床より高いことで、格式高い感じが醸し出されているとかいないとか。
シマとネリコの家はフローリング素材かつフラットな作りでした。
なので床の間としてお飾り空間にするなら飾り棚を置いたりしないといけません。
(仏壇をこのスペースに置いてもOKだそうですが、仏壇そのものをこの先置くことがないと思います。)
リビングの隣の和室にお客さんを通す必要がなくて、和室の床の間に「なに飾る?」状態。
いつも自分たちが心地よく過ごしているところにお客様を通せば済むことだし。
(自分たちがいつも使わない空間にお金をかけるほど気持ちのゆとりがないとも言えるけど…。)
和室の使わなさを痛感しました。
リビングからも見える床の間はがらんとした謎のくぼみでした。
そういうえば5年ほど前に購入した実家もリビングに和室が併設されている間取りなのですが、ぶっちゃけ開かずの間と化しております。
寝室にしたこともったけど、お客さんが来た時に開けられちゃったらどうしようと落ち着かないそうで、2階で寝るようになったみたい。
今ではリビングの隣の和室は完全に物置になったようです。
せっかくの1階が和室分狭くなっちゃった感じ。
リビング+和室はあんまり機能的じゃないですね。
パソコンデスクがぴったりはまる♪床の間をリノベーション!
ある日、ノートパソコンをしまうのがめんどくさくなったネリコの脳内にインスピレーションが降ってきました。
「この和室のくぼみ…使ってない机がはまるんじゃね??」
パソコンデスクをはめてみたら、バッチリ過ぎて!
リビングに作業スペースが出来たぁーーー!
このくぼみが落ち着く♪
でも、さすがに床の間に乗り上げてる感が半端ないので、リノベーションを決意!
床の間をオシャレな和モダンにDIYするアイディア3つ
洋風なリビングとのつながりを意識して、IKEAで装飾品を探しました。
1.壁面を飾るメインは鏡
いちおう床の間としての威厳を残しておきたいということで、インテリアに大きな鏡をセレクト。
鏡をつけることで光が反射し、空間が明るく広く感じられるようになりました。
高さは、作業している時の集中直が落ちないように顔が映らないところに取り付け。
IKEAでひとめぼれしたウォールナット製の丸鏡。
15,000円ぐらいでした。
そのかいあって床の間感にぴったり。
高級感があります。
2.ウォールシェルフを取り付ける
和モダンには遊びごころがあっていいよね♪ということで、ウォールシェルフをセレクト。
色はデスクの色と合わせました。
もともと持っていたお気に入りグッズたちを置けば、楽しい和モダンな空間に様変わり。
ウォールシェルフには時計も置けるし、おしゃれな表紙の雑誌を置いても。
ランプを付けてもいいなと思ってます。
飽きたら飾るものを変えられるのでいい感じ。
3.床の間の床を隠す
ホームセンターで切り売りのカーペットを買ってきました。
ピッタリサイズに切って、床の間のフローリングを隠すと…!
これはもうまったく床の間ではありません!
完成!
もともと作業スペースだったみたい。
カーペットの色は畳の色とのつながりを意識して、灰色っぽいピンクです。
デッドスペースだった和室が、趣味と仕事のための空間に様変わり。
角度によって映し出される風景が変わる鏡がいい感じ。
リビングの隣にあった和室を充実させることで、さらにお気に入りのお家にできました!