焼きそば。
美味しいですよね。
炒めるだけなので簡単。中途半端に余っても、翌日に麺を細かく刻んで白米と一緒に炒めれば、そばめしに大変身。
さらに「そばめし」を卵で包めば、大人も子供もうれしい「オムそば」になります。
残り物の方が手が込んでしまうという……
むしろ、多めに作って翌日の「オムそば」が楽しみになったりして。
しかし、それでも焼きそばに飽きてしまうこともありますな。
もう麺を見るだけでげろげろっと飽きてくる。でも麺で楽したい……
というときの必殺変わり種をご紹介。
たまには塩もおいしいんです。
居酒屋にいくと、必ず鳥皮焼きを頼む人はきっと大好きなはず。
つまりうちの……シマくんです。
毎週、業務スーパー(略して業スー)で鶏むね肉2キロを買っているもんで、
4~5羽分の鳥皮が大量に生み出されます。
ぶっちゃけ、捨てたいんですけど、捨てようとすると隣でものすごく寂しそうな声を出すのでしょうがなく冷凍庫に眠らせます。
「鳥皮塩焼きそば」の材料(2人前)
・麺 …… 2袋
・鳥皮 …… 好きなだけ
・白ネギ、キャベツやニラ、ニンジンなどお好みの野菜
・ニンニクのスライス(チューブなら2センチ)
・塩 …… 少々
・こしょう ……少々
・白だし……大さじ2
鳥皮をカリッとヘルシーに調理する為の下準備
鳥皮って肉からはがして刻むだけだとぶよぶよしてて、気持ち悪いですよね。
この状態で焼くといつまでもいつまでも油が出てくるんですよ。ヘルシーにしようとキッチンペーパーで拭き取ろうものなら、ロール1本が消えますね(言い過ぎ)
カリカリに素早く焼きあげるために、裏側のぶよぶよを包丁でこそぎ落としておくのが大事な下準備です。
皮と肉の間に脂肪がたまっているんですね。こいつを、包丁の背でゴリゴリとむしり取りますと、調理時間が格段に短くなります。
ネリコの母が教えてくれました。感謝。
シマとネリコの家では、あらかた脂肪をこそぎ落としたら、一口大に切り分けて冷凍しております。
「鳥皮塩焼きそば」の作り方
(1)下準備を終えた皮どもをフライパンに入れて、強火にかけます。カリカリになるまで時間がかかるし、その間はよく油が跳ねるので蓋をしめてほかっておきましょう。ときどきフライパンをゆするなり、かき混ぜるなりして均等にカリカリにします。
(2)皮どもがきつね色に仕上がったところで、焦げないように弱火にして、にんにくスライスを投入します。油と皮ににんにくの風味をつけるためです。さらに塩をたっぷりと振ってカリカリ皮に味をつけます。
(3)にんにくの香りが充満したら、麺と野菜を投入。さらに白だしを回し入れ、蓋をしめて約1分ほど蒸し焼きしましょう。この白だしこそ、「鳥皮塩焼きそば」を美味しくする最大のポイント!味に深みが出ます。屋台の焼きそばが美味しいのは、熱い鉄板の上で海鮮だしと絡めて風味をつけているからなんです。昔、バイトしてた時に身に着けた技。これを家庭でやりたいので、蓋をしめて蒸し焼きにします。
(4)1分たったら蓋を開けて、必要なら火を強め、余分な蒸気をとばします。野菜にもほどよく火が通っているはず。野菜と麺がいい感じになったら、味見をしてみてください。塩コショウで味を調えたら出来上がり!
おすすめは七福の「白だし」
友達の家でお泊り会をすると楽しいのは、やっぱりみんなで食べる夕食。
女の子ばかりで集まると、夜は自炊になります。んで、面白いのが、どんな調味料をつかっているか、ですね。
どのお家も、「醤油」「みりん」「酒」はあるんですよ。
でも「白だし」が置いてあるお家は少ないのかな?
もし、煮物や和風鍋をするなら「白だし」をそろえておくと料亭の味になります。
白だしは「七福」というメーカーのものが絶対におすすめ!
ちょっと値段が高く思えるけれど、味はほかの追随を許さない仕上がりです。けちっていろいろ試したけど、七福に戻りました。
使い方の例で一つ上げるなら、白菜をレンジに入れて「白だし」をかけ、さらに鰹節でもちらす……とか。顆粒だしも味付けに使えるのですが、塩気が多いのに、風味が少ないです。でも、「白だし」ならその逆。風味が高く、味は薄眼に仕上がるので美味しいです。
日本料理はだしが命!ということで味付けは、七福さんの「白だし」です。
いつものしょうゆ味にちょっと入れて煮込むだけで味がワンランクアップするから手放せません。